自分に合ったラケット選びは、上達の第一歩
ソフトテニスはラケット選びから始まります。自分に合ったラケットを選ぶと、ラケットを自分の身体の一部として自在に操れるようになります。自分に合ったラケットは体格や手の大きさや筋力などによって、それぞれ選ぶ基準が異なります。競技レベルの高い人や筋力のある人は手首でこねてしまう打ち方をしかねないので、あまり軽すぎるものを選ぶのはお勧めできない。
(1)重さ
重いラケットほどボールに勢いがつきます。一方、軽めのラケットは扱いやすく、操作性がよい。初心者や腕に力がない人は、軽めのラケットを選びましょう。中・上級に進むにつれて重いものを選ぶとよいでしょう。
(2)グリップ
手にしっくりくると感じるグリップがベストです。前衛は力の入りやすい太めのグリップが向いています。スイートスポットをはずしてもグリップが手の中で回りにくい。後衛はリストを使いやすい細めのグリップを選ぶのが基本です。
(3)シャフト
ラケット面を支えるシャフトは、1本で支えるシングルシャフトと、ふたまたに分かれたダブルシャフトがあります。シングルはシャフトのしなりが強く、ボールを飛ばす力が大きいので後衛向きです。ダブルは面が安定してブレにくいため、強いボールを受ける前衛に適しています。